FARO^® BuildIT Metrology Software

業界標準のCADフォーマットや、製品製造情報（PMI）を含むアセンブリレベルのデータで使用できます。オリジナルのCADモデルからツリー階層やオブジェクト名を完全にインポートして保存します。スマート検索やCAD編集機能を備えているので、効率的で柔軟な検査用モデルの準備が可能です。

GD&T 情報の作成/適用、インポート、修正、定義、評価を行うフルモデルベースのワークフローを可能にします。BuildIT MetrologyはCADの自動調整と評価で包括的に GD&T 規格に対応します。

ターゲット（球体、チェックボード）を自動認識登録したり、クラウド間で登録し、複数のスキャンを1つのソフトウェアにインポートできます。複数のFocusユニットからのスキャンをリアルタイムにワイヤレスでトリガーし、ライブ転送することで、スループットが増加する柔軟性の高い自動スキャンワークフローが可能です。

コーディング不要で、繰り返し可能なガイド付き自動化ワークフローを作成し、広く使われているプログラミング言語であるPythonスクリプトを使って、PLC、ロボット、ベルトコンベアなどの外部アプリケーションと通信できます。

BuildIT Metrologyは、オートメーションモジュールを介して、FAROだけでなく他社のポータブル座標測定器（CMM）、メトロロジー3Dスキャナー、レーザートラッカー、ポータブル測定アーム、光学式3Dイメージャー、レーザープロジェクター、トータルステーション、外部ロボット装置などのデータキャプチャハードウェアと一緒に使用できます。FARO Vantageレーザートラッカー、ScanArmやFocusレーザースキャナーと組み合わせれば、大きな対象物の詳細な検査を行うことができます。

アライメントとポジショニングの詳細については、柔軟なリアルタイム偏差読み出し、柔軟なレーザー照準機能、強力なネットワークバンドリングアルゴリズムにより、トラッカーを再配置する際の測定の不確実性を最小限に抑えて精度を向上させます。

FARO Tracerとの完全な互換性により、測定結果から得られたオブジェクトをライブで投影し、AR（拡張現実）ソリューションを作成できます。

検査やアライメント時の問題点を、カラーの偏差マップと数値/グラフによるフィードバックで瞬時に把握できます。

最小限のトレーニングで簡単にBuildIT Metrologyを操作できます。

合格・不合格の判定を評価値とともに簡単に特定します。